カード、式年大祭と文化財の維持のため
「鹿島神宮カード」は、三越伊勢丹グループのクレジットカード会社「エムアイカード」と提携したカードです。
鹿島神宮カードの年会費は、12年に1度行われる式年大祭「御船祭(みふねまつり)」の斎行や、文化財の保護継承のための寄付になります。
また、カード利用で5,000ポイント貯まると、自動的にポイント分の5,000円が寄付される仕組みです。一般カードは税込み200円で1ポイント、
ゴールドカードは税込み100円で1ポイントが貯まります。
鹿島神宮にこのカードの話が持ちかけられたのは昨年。その1年半ほど前に御船祭が開催されていました。
御船祭は2000年近い歴史があり、その費用はこれまで、神宮の蓄えと、地元の企業や氏子からの寄付、国や県からの補助金でまかなわれていました。
2014年の御船祭では、社務所の建設などを含め、約20億円の費用がかかったそうです。
会員限定の特典も
「鹿島神宮カード」には、神社のカードならではの特典もありました。
まず、神職の方が鹿島神宮境内を案内してくれるというサービス。タイミングが良ければ、通常の参拝者は入れない、
神宮の御神木があるエリアに入ることができるそうです。
また入会の目当てになることもあるほど好評だというのが、3枚セットの「銘々皿」。鹿島神宮の社殿などの修繕に使われる木材で作られ、
鹿島神宮の社紋もばっちり。5,000ポイントの自動寄付の返礼品として贈られます。
他にも宝物館の入場が無料になったり、今年は鹿嶋市花火大会の特別観賞ツアーに抽選でご招待したりと、さまざまな特典があるそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170824-00000004-withnews-bus_all
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