「水原一平氏がもし『いけにえ』ならば…無実の罪で長い間、塀の中に入ることになる」近日中に起訴と米メディア
4/11(木) 14:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f7cfacdccca24510d67d8ed175a27385d883a3d

 ドジャースの大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏がスポーツ賭博に関与し、大谷の口座から数億円を盗んだとされる問題に関し、米紙ニューヨーク・タイムズなどは10日(日本時間11日)、FBI(米連邦捜査局)による捜査の結果、水原一平氏が近日中に起訴される見込みで、「司法取引に応じて窃盗や他の罪状で有罪を認める方向だ」と報じた。

 これを受け、米放送局CBSスポーツは「水原は『いけにえ』で、大谷の指示でスポーツ賭博をしていたのをかばっていると疑う人々もいるだろう。もしそうならば、水原は無実の罪、自分がやっていないことで長い間、塀の中に入ることになる」と報じた。

 一方、米ドジャーブルーは「大方の予想通りの結果になった。『え、そうだったのか!?』というような新事実は何もない。それまでの報道をひっくるめて考えると、最もありそうな結末に落ち着いたということだろう」とした。

 水原氏は3月19日、スポーツ賭博でつくった借金約450万ドル(約6億8000万円)を大谷に頼み込んで肩代わりしてもらったと語っていたが、翌20日になって「自分がうそをついていた。大谷は自分のギャンブルや借金、その返済について何も知らなかった」と前言を翻し、同日にドジャースを解雇されていた。

 大谷は同25日、声明文を発表。自身が賭博に関与したことはなく、水原氏に口座から金を盗まれ、うそをつかれたと語った。