第二次世界大戦前の画家、和田邦坊(1899~1992年)が描いた成金の風刺画をモチーフにしたフィギュアが、にわかに人気商品となっている。

この銅像は、香川県琴平町出身の九万美術館内の土産物店で、ここ2年ほど順調に売れている。

しかし2月になると、フィギュアの売れ行きが店頭から飛び始めた。

ソーシャルメディアへの一連の投稿を受けて、ネット上でセンセーションを巻き起こした。注文が殺到し、在庫のフィギュアはすぐになくなってしまいました。

九万美術館の西谷美紀学芸員は「生徒の教科書などに掲載されている絵は多くの人に親しまれている」と説明する。

「最愛の人は誰にとっても憎みにくい。消費者は、2D キャラクターが最近 3D フィギュアとして入手可能になったことを知り、興味を持ったようです。」

和田さんが描いた像はアクリルスタンド付きで税込5,000円で販売される。

香川県善通寺市の美術館監修のもとデザインされ、2022年に発売されました。

公式記念品は神戸のフィギュアメーカーヨシモトアートファクトリーが製造。

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By SHOTA WADA/スタッフライター2024 年 4 月 6 日 07:00
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