「予期せぬ後押しになるだろう」

日本サッカー協会(JFA)は3月22日、森保ジャパンの3月シリーズの活動終了を発表した。

 日本代表は21日、北中米ワールドカップのアジア2次予選第3節で北朝鮮代表とホームで対戦。1-0で勝利を収めた。26日には平壌で第4節を戦う予定だったが、JFAの田嶋幸三会長が21日の試合後に、北朝鮮とのアウェーゲームが相手側の意向により、中止になったと発表していた。

 試合は中立地で開催される可能性も取り沙汰されたが、その後のJFAのリリースによれば、アジアサッカー連盟(AFC)とFIFA(国際サッカー連盟)が協議した結果、第4節の北朝鮮戦を26日に開催しないと決定。これを受けて、日本代表の活動も22日で終了となった。

思わぬタイミングでの解散が決まったなか、遠藤航が所属するリバプールの専門メディア『LIVEROOL.COM』は「スターが早くも帰ってくる」と題し、日本代表キャプテンの帰還を、次のように報じた。

「ワタルは予定よりも早くリバプールに戻る予定だ。怪我なく代表活動からの復帰を願うユルゲン・クロップにとって非常に嬉しいニュースに違いない」

 またリバプールは、31日にホームでブライトンと相まみえる。記事は、アンカーとして欠かせない存在である遠藤の復帰が「予期せぬ後押しになるだろう」として、こう続けている。

「このミッドフィルダーは、チームの中盤の鍵となっている。ブライトンとの一戦を前に、1週間もトレーニングに参加できるのは大きい」

 現地では、遠藤の早期復帰を大いに喜んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=150273?mobileapp=1
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