セ、パ両リーグは11日、2023年開業の日本ハムの本拠地「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーンが公認野球規則の規定に違反していたことを受け、アグリーメントの改正を発表した。

今後、プロ野球の本拠地球場を建造、改修する場合に本塁からバックネットまでの距離を18・288メートル以上を推奨するが、14メートル未満にすることはできないと記載。公認野球規則では60フィート(18・288メートル)以上を推奨するとだけ記載されている。

また、球場の左右両翼が96メートル未満、中堅は120メートル未満にすることができないことも明記。現在、横浜スタジアム(両翼94メートル、中堅118メートル)、甲子園球場(同95メートル、同118メートル)が規定を満たしていないが、改修の際には規定を満たす必要はないが、改修前の最短距離以下に短縮することはできない。

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