元日本代表MF松井大輔が20日、現役引退を発表した。

2000年に当時の京都パープルサンガでプロキャリアをスタートさせた松井は、2004年からフランスやロシア、ブルガリア、ポーランドなど海外クラブを渡り歩き、2014年にジュビロ磐田に加入してJリーグ復帰。その後、横浜FCやベトナムのサイゴンFCでプレーし、2022年にはY.S.C.C.横浜フットサルとY.S.C.C.横浜の“二刀流”選手となった。

昨年12月にY.S.C.C.横浜が2024シーズンの契約を更新しないことが発表されていた中、松井は20日に自身の『インスタグラム』で「現役を引退します」と現役引退を発表した。

発表の配信では、日本代表で共闘した大久保嘉人氏と五輪3連覇記録を持つ元レスリング選手の吉田沙保里氏が参加。SNSでの発表については、「引退の仕方は色々あると思うけど、インスタで発表するのも新しいかなと思った。見送っていただける形、知っている人たちやいろんな人にお疲れと言ってほしかったのもあって」と理由を説明し、二人からの「お疲れさま」の言葉に笑顔をのぞかせた。

足下のテクニックやキープ力、ドリブルを武器としてウイングを主戦場にプレーしてきた松井は、2003年にデビューした日本代表としても通算31キャップを記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)ではベスト16でパラグアイ代表に敗れるまでの全4試合でスタメン出場した。

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