『海猿』(小学館)などで知られる漫画家・佐藤秀峰氏が、俳優・伊藤英明の過去の言動を「嫌なヤツだと思いました」とつづった騒動。一部ネット上では現在、伊藤に謝罪を求める声が噴出している。

同騒動は、連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの訃報を受け、2月2日に佐藤氏が『海猿』の実写ドラマ化の経緯を「note」に記したことが発端。

 ここで、許諾や制作過程でいかに「漫画家は蚊帳の外」であるかをつづっている佐藤氏だが、同時に映画の撮影現場へ出向いた際の出来事を振り返っている。

 それによれば、佐藤氏は「プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました」というが、プロデューサーが話しかけると、その主演俳優は「原作者? しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てたとか。この主演俳優とは伊藤のことと思われるが、佐藤氏は「嫌なヤツだと思いました」と当時の印象をつづっている。

(略)

なお、佐藤氏は11年か12年に撮影現場を訪れたと明かしたが、当時の伊藤は『海猿』シリーズの大ヒットもあり、多忙だった思われる。

 その影響で疲れていたのか否か、11年4月には自身のTwitter(現・X)に11桁の数字が含まれるメールアドレスを“誤爆”。

 伊藤は「今日限りでツイをやめます。人の物とはいえとんでもない事をしてしまいました。ごめんなさい。RTなどでこれいじょうひろめるのはやめてください」とつづり、当該ツイートを削除していたが、当時、この数字とアドレスは「伊藤本人の携帯番号とアドレスではないか」などと臆測を呼んだ。

 また、14年10月発売の「フライデー」(講談社)は、袋とじで伊藤が下半身を露わにし、ハワイでナンパした女性2人と行為に及ぶ姿を掲載。記事によれば、これは12年上半期頃にハワイで撮られたもののようで、伊藤はプレイ中、自分のことを『海猿』の役名(大輔)で呼ばせていたと伝えていた。

 この時、伊藤はひどく酔っていたのかもしれないが、あられもない姿を女性に撮影されるような状況は避けそうなもの。彼のような人気イケメン俳優であればなおさらだ。

 ただ、この頃の伊藤は、自身を取り巻く状況などから、冷静さを欠いた言動が目立っていた可能性もあり、現場に訪れた佐藤氏に関しても不用意な発言をしてしまったのかもしれない。

 結婚後は、独身時代と比べて落ち着いた印象もある伊藤。“原画投稿”が火に油を注ぐ状況となっているが、果たして佐藤氏への謝罪はあるのだろうか。

https://www.cyzo.com/2024/02/post_363097_entry.html