週刊現代 1/17
https://gendai.media/articles/-/122999

ソフトバンクの球団関係者が、絶対匿名を条件に重い口を開く。

「今回の騒動は、西武がプロテクトから外れていた和田を人的補償として指名し、うちで現役生活をまっとうしたいと願う和田がそれを受け入れられずに引退を伝えたことから始まった。

『今年43歳で推定年俸2億円の和田を西武が選ぶはずはない』とのフロントの見立てが誤っていたわけですが、そこには昨オフ、同じくFAで獲得した近藤健介のときの“成功”も影響したと思われる。

当時もフロントは、(近藤が所属していた)日本ハムが若手選手を指名してくると判断して、和田をプロテクトしていなかった。『今回も大丈夫』と考えたんでしょう。ところが、思わぬ和田指名で大慌てとなった」

メジャー・リーグのオリオールズ、カブスに2012年から4年間、籍を移した時期もあったが、国内ではソフトバンク一筋で左腕を振るってきた和田。入団1年目から5年連続二桁勝利し、2010年には最多勝。オリオールズからソフトバンクに復帰した1年目にも再び同タイトルを獲得。

42歳の昨季も8勝を挙げ、今季から指揮を執る小久保裕紀監督も貴重な先発として開幕ローテ入りを明言している必要な戦力。後輩からも慕われ、引退後は指導者になることが既定路線とされている。流出は許されない選手なのだ。

無償トレードの候補に挙がった選手の名前
「それだけに三笠杉彦GMは、なんとしてでも和田の指名を変更してもらおうと西武サイドに協議を願い出た。しかも、代わりとなる選手はプロテクトされている選手からでも可能な限り対応するというだけでなく、それとは別に無償トレードという形でもう1人、譲る提案までした。

西武の渡辺久信GMは最初、人的補償として石川柊太、無償は三森大貴がほしいと言ってきたそうです。ソフトバンクにしてみると、それはさすがに飲めないとなり、その後も人的補償に関しては周東右京や中村晃の名前も出て、それも難しいとなった末、最終的に甲斐野に落ち着いた。

ただ、無償トレードの方はどうなったのか。結論までは聞いていないのですが、西武サイドからは牧原大成や柳町達などの名も挙がったそうです」(同前)

それでは実質、人的補償が2人になる。

フリーエージェント規約の第10条3項(1)アには、〈旧球団が、選手による補償を求める場合は、獲得球団が保有する支配下選手のうち、外国人選手及び獲得球団が任意に定めた28名を除いた選手名簿から旧球団が当該FA宣言選手1名につき各1名を選び、獲得することができる〉とある。

したがって、あくまで補償は1人でなければならない。

しかし、正当に行われたかどうかを見届ける中立な第三者が介在しないのならば、それも闇の中に閉まっておけてしまうのだ。

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