2024年01月06日 20:35

MANTANWEB編集部

 俳優の吉高由里子さん主演で、1月7日にスタートする2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。ドラマは、平安時代中期の貴族社会が舞台で、7年ぶりの女性主人公(=紫式部、劇中の名はまひろ)大河として注目を集める本作だが、
一部の視聴者は“あること”を心配しているという。それは登場人物に「藤原姓」が多すぎるということだ。最新の人物相関図に掲載されている47人中、24人が「藤原」と、実に半数を占める。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性(まひろ)の一生を映し出す。
 主人公のまひろ(吉高さん)も藤原家の生まれ。父親は藤原為時(岸谷五朗さん)で、弟は藤原惟規(高杉真宙さん)で、まひろの夫となる男性の名も藤原宣孝(佐々木蔵之介さん)。
 まひろとは、ドラマ全編を通じて、ときに惹(ひ)かれ、ときに離れ、陰に陽に強く影響し合う“ソウルメイト”が藤原道長(柄本佑さん)ならば、
その父・藤原兼家(段田安則さん)、長兄・藤原道隆(井浦新さん)、次兄・藤原道兼(玉置玲央さん)、姉・藤原詮子(吉田羊さん)と、母の時姫(三石琴乃さん)をのぞいて、当たり前だが、みんな「藤原」だ。
 さらに道長の嫡男・藤原頼通(渡邊圭祐さん)、長女・藤原彰子(見上愛さん)や、兼家の妾(めかけ)・藤原寧子(財前直見さん)とその息子(道長の異腹の兄)・藤原道綱(上地雄輔さん)もいれば、
道隆の嫡男・藤原伊周(三浦翔平さん)、長女・藤原定子(高畑充希さん)、次男・藤原隆家(竜星涼さん)と、こちらも当然のように「藤原姓」となっている。
 道長の同僚、またはライバルに目を向けても、
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