富山県内初のサッカー専用スタジアム建設を目指す県サッカー協会の第2回特別委員会は11日、県民会館であり、J3カターレ富山の試合会場でのアンケート結果を報告した。「県内に新しいサッカー専用スタジアムは必要か」という問いには90.4%が「必要」と回答。「スタジアムはどのような場所を望むか」には「富山駅を中心とする半径5キロ未満(路面電車路線エリア)」が46.4%を占めた。

調査は、11月12日に県総合運動公園陸上競技場で行われた奈良戦で実施。中学生以上の来場者に2次元コード付きの用紙を1000部配り、513回答を得た。

同委員会は、サッカーファン以外の意見も取り入れるために再び調査したり、来年2~3月に富山市内でタウンミーティングを開いたりして、広く県民の考えを聞く。県内の園児や児童を対象に、新スタジアムの絵も募る。第3回特別委員会は来年2月13日。

北日本新聞
2023年12月12日 05:00
https://webun.jp/articles/-/517402