レコード大賞 ミスチル事件


1994年(平成6年)、日本レコード大賞の優秀作品賞のノミネート作品は以下になります。

桂銀淑「花のように 鳥のように」
桑田佳祐「月」
坂本冬美「夜桜お七」
篠原涼子 with t.komuro「恋しさと せつなさと 心強さと」
trf「survival dAnce ~no no cry more~」
長山洋子「めおと酒」
NOA「今を抱きしめて」
藤あや子「花のワルツ」
藤谷美和子&大内義昭「愛が生まれた日」
Mr.Children「innocent world」

元々ミスチルがオーストラリアに行くため、授賞式に出席できないことが事前に番組側に伝わっていたという話もあります。
ミスチルは番組側に伝えていたこともあり、自分たちは選ばれないと思っていました。
ですが、この年の日本レコード大賞では、ある大手事務所が圧力をかけ、ミスチルではないアーティストに大賞を取らせようとしたという疑惑があります。
圧力に反発した審査員たちが、ミスチルにこぞって投票したことで結果的にミスチルが大賞に選ばれることになり、ミスチルの欠席受賞というのが浮き彫りになったんですね。
ミスチル自身、大賞に選ばれないと思っていたならば、欠席をしてしまったという理由も頷けますよね。
授賞式では、音楽番組「COUNT DOWN TV」に出演した際の映像を流した。


これは欠席理由として公に周知されているのですが、実は表向きの理由だったのではないかという意見もあるようなんです。
というのも、ミスチルがオーストラリアでPV撮影やレコーディングしていたと言われる時期が「1994年11月17日~11月23日」と言われています。
となると、PV撮影でオーストラリアに行っていたから日本レコード大賞に出演できなかったというのは辻褄が合わないのではないでしょうか。