明石家さんまが2日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。日本テレビ系列局の日本海テレビの幹部がチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金約264万円を着服した事件に言及した。

 リスナーからのメールでこの話題をふられたさんまは「俺らもちょうど今、昼間、その話題になって。来年、日本テレビさんどうしはんのかな?っていうことだったんですけど、どうすんのかも分からない状態になってしまってるのは事実」と困惑を隠さなかった。

 さんまによると、その昔、日テレ系「誰も知らない明石家さんま」「行列のできる相談所」などを手がけるプロデューサー・髙橋利之氏から、「走りながら24時間テレビの司会やってもらえませんか?」とオファーされたことがあるという。

 さんまは「100キロ走りながら『さあ、続いては誰々です』『さあ、続いてはこのコーナーです』とかいうの『できますよね?』って言われて『死んでまうわ、アホ!』言うたの覚えてるんですけど」と苦笑しつつ「それしか残ってないよね…もう」とジョーク交じりに同番組の危機的状況を表現した。

 続けて「これはもう本当に心配なんですけどね。1人か2人のせいで名物番組がなくなるかもしれないというのは、本当に残念。まあやるかもわからんけどね、わからへん。こればっかりは知らないわ」と肩を落としていた。
東スポWEB

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