国際ジャーナリストでタレントのモーリー・ロバートソンが25日、読売テレビ「あさパラS」に出演。大阪・関西万博の問題点について分析した。

 同番組では、資材費の高騰による建設費の増額や、海外パビリオンの建設遅れ、高額なチケット題など万博の課題について特集した。

 モーリーは万博について「万博っていうのは万国博覧会ですよね。国際社会と日本ということなんですけど、前の万博(1970年)を大阪でやったときは、本当に世界は安定してたんですよ。緊張はありながらも安定していて、日本が右肩上がりだったんです」と時代背景を説明。

 続けて「今、これだけ紛争があって人道問題がある世の中で、万博で誰も喜べないというのが世界標準である。それとやっぱりオンラインでテレワークしてる時代なんで、一か所に行くという意味がそれほどない。ちょっと今時代の節目に来てるような気がします」と解説した。

 MCのハイヒール・リンゴが「なんでも時代で片付けてはいけないですけど、70年と同じことをしていては…ということですよね」と相づちを打つと、モーリーは「私、70年経験してるんです。あれはすごかったです。人生変わるぐらいうれしかったけど」と回想。

 モモコが「めちゃくちゃサイン求められたでしょ」と告げると、モーリーは「外国人だというだけで、うちの父親がサイン求められた。外国人が珍しかったから。日本人がわくわくしたんですよ。日本社会が」と証言していた。

11/25(土) 17:56配信 東スポ
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