将棋の渡辺明九段(39)が18日、X(旧ツイッター)を更新し、前日に出演したNHK総合「クローズアップ現代 藤井聡太『八冠』激闘の舞台裏」について言及。質問に対して「さぁ」とそっけない対応をとった理由を「昨日の番組最後でまともに答えなかったのはウケ狙いではなく機嫌が悪かったからです」と釈明した。
 17日の番組の最後に、司会の桑子真帆アナから「藤井八冠とどう戦っていかれますか」と聞かれると、渡辺九段は苦笑いとともに「さぁ」と首をひねってひとことのみ。とまどいをみせる桑子アナから「『さぁ』ですか。もうすこしいただけけますか」と問われると「タイトルを持ってたときは、待っていれば藤井さんが挑戦してきたのが2020年から23年まで。いまは藤井さんが全部タイトルを持っていますんで、挑戦者になっていかないと対戦しないので。いったん、頭のなかから消えましたね、どう戦っていこうかというのは」と説明した。

 桑子アナから「浮かび上がってくることはありますか」と重ねてきかれると、ふたたび「さぁ」とのみ答えた。
 投稿で渡辺九段は「どれだけ答えようが、もらうお金は変わらないので別にいいんですけど、質問、それだけ? もっと話せたのにな、竜王戦の展望だって、第1局を自分は3日間現場で見てるのに聞かないんだ? そもそも、そのこと自体把握してんの? という思いが残りました」と不機嫌だった理由をかたった。
 番組の放送は当初、16日の予定だったが、当日の緊急地震速報により、17日の収録放送に切りかわった。渡辺九段は「これは仕方ないことですが、緊急地震速報で生放送が収録に切り替わって30分ほど中断したこと、朝に人間ドックを受けていて、、、(お察しください笑)という条件が重なって、機嫌が悪いのを制御できなくなりました」と説明。「もうタイトル保持者っていう王様のような立場でもないのにプライドは高くてめんどーなやつでしょw」と心情をあかした。
 さらに「事前にリモートでもいいから打ち合わせの時間を取ってくれと言われたときに『いや、僕は生放送いきなりでもできるんで必要ないです』と断った自分も悪かったし。ちなみに番組進行で誰に何を聞くかは制作側が決めていて、アナウンサーはそれを遂行するのみなので、責められるべきではない」とつけ加えた。
 投稿にたいしてファンらは「わたしは感情をかくさない渡辺先生好きですよ」「渡辺先生のプライドは高くあってほしい」などの声があがった。放送時間が30分だったことにふれ、「八冠は偉業ですが、それと渡辺先生のいままでの功績を考えるとリスペクトが足らなさすぎる」「じっくり時間かけて丁寧にな番組にしてほしいと思いました」と番組内容に対する指摘もめだった。

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