イングランド1部アーセナルが、スペイン1部Rソシエダードの日本代表MF久保建英の獲得に乗り出すようだ。ドイツを拠点とするメディア「ワン・フットボール」が26日、「アーセナルのミケル・アルテタ監督が久保の獲得を要求している」と伝えた。

報道によると、アーセナルは来夏に6000万ユーロ(約94億5000万円)の放出条項に応じる意向。今季、久保は全6試合出場で4得点を記録。指揮官は「素晴らしい才能を評価し、注目している」という。

 ただ、2019年夏から昨夏まで在籍していたRマドリードが、久保に対して3000万ユーロ(約47億2500万円)の買い戻しオプションを持っている。
そのため、「Rマドリードが選手の当面の将来について、最終決定権を持っていることを意味し、このオプションを行使するかもしれない」といい、アーセナルが獲得するにあたって、障壁となる可能性がある。

 アーセナルには日本代表DF冨安健洋が在籍しており、久保の移籍が実現すれば2人は同僚に。アルテタ監督が「久保に強い関心を寄せている」こと、放出条項を支払う意向があることから、久保の去就について「来夏に注目度の高い動きの一つになる」と伝えている。

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