共同
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 【ベオグラード共同】来年のパリ五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権第4日は19日、ベオグラードで行われ、女子50キロ級で東京五輪女王の須崎優衣(キッツ)、同57キロ級で連覇を狙う桜井つぐみ(育英大)、76キロ級の鏡優翔(東洋大)が決勝に進み、いずれもパリ五輪代表に決定した。3位以内が確定し、日本協会の基準を満たした。

 準決勝で須崎は中国選手、桜井は米国選手、鏡はキューバ選手をそれぞれ下した。須崎はパリ五輪で2連覇に挑み、桜井と鏡は初出場となる。

 男子フリースタイル65キロ級で東京五輪王者の乙黒拓斗(自衛隊)は敗者復活戦を棄権し、今大会での五輪出場枠を逃した。五輪階級で5位以内の選手の国・地域に出場枠が与えられ、日本勢は3位以内で代表に決まる。

 非五輪階級で女子65キロ級の尾崎野乃香(慶大)は決勝に進んだ。