8/3(木) 20:27配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/e859931ca644ddf5ff05ce1ffcb85fad709eaf78

 任天堂が3日発表した2023年4~6月期連結決算は、最終利益が前年同期比52・1%増の1810億円となり、4~6月期として過去最高だった。人気キャラクターのマリオを題材にしたアニメ映画が大ヒットし、人気ゲーム「ゼルダの伝説」シリーズの新作販売も好調だった。

 売上高は50・0%増の4613億円、本業のもうけを示す営業利益は82・4%増の1854億円で、いずれも過去最高だった。

 4月に公開されたアニメ映画は世界でヒットし、マリオ関連タイトルのソフト販売の追い風にもなった。5月発売の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は、6月末までに1851万本と、異例の売れ行きとなっている。

 24年3月期の業績見通しは、前期から減収減益となる5月時点の予想を据え置いた。