ジュンスカ・宮田和弥 昔に戻ろうぜ! 8、9月に東名阪で“アラ還”ロック「青春を感じてほしい」
2023年7月30日 5時0分スポーツ報知
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「やり続けるところまで頑張りたい」と生涯現役を誓ったジュンスカの宮田和弥
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 メジャーデビュー35周年を迎えた3人組バンド・JUN SKY WALKER(S)が8、9月に東名阪で開催されるロックイベント「バンドやろうぜ ROCK FESTIVAL THE BAND MUST GO ON霽」に出演する。各会場3組ずつのミュージシャンが出演する中、ジュンスカは全公演に参加。ボーカルの宮田和弥がこのほど取材に応じ、「青春を感じてほしい」と同世代に向けて呼びかけた。(加茂 伸太郎)

 1980年代後半から90年代前半にかけて社会現象になったバンドブーム。当時活躍したミュージシャンたちは“アラ還”になったが、パワフルに今なお第一線で活動を続けている。

 「バンドやろうぜ―」ではニッポン放送、FM COCOLO、東海ラジオの3局がプロデュースを担当。ジュンスカ、筋肉少女帯、ZIGGYら7組を招き、この夏、フェス形式のイベントを初開催する。

 ジュンスカは8月12日の大阪公演(Zepp Osaka Bayside)を始め、東名阪の全公演に出演予定。宮田は「コロナ禍の制限も緩和されてきた。フェスに対して気後れしていた人が、声を出したり、手をたたいたり、気持ちを若返らせるようなイベントになれば」と誓った。

 ライブハウスでの開催だが、参加しやすいようにとオールスタンディングではなく、着席用のイスも用意。「同じ世代同士で熱く盛り上がれれば。子育てが終わったり、定年退職されたり、足を運べなかった医療従事者の方々であったり。最近ライブに行けなかった人に青春を感じてほしいね」

 1988年にミニアルバム「全部このままで」でデビューし、「歩いていこう」「白いクリスマス」がヒット。97年に解散したが、2007年に期間限定で再結成し、11年から本格再始動した。35周年の今年はデビュー時のレコード会社・トイズファクトリーと再々契約。「ここからまた新たなスタート」と意気込む。

 自身のターニングポイントは高校3年、進学せずにバンド活動一本でいくと決断した時。父親から「大学は遊びに行くところじゃない、勉強に行くところだ。大学に行くなら音楽を辞めろ」と口酸っぱく言われていたという。「大学か、音楽か。『和弥は考えが甘いから、音楽を諦めて大学に行く』と思っていたんでしょう。ところが、俺は『大学に行かない。みんなが就職するまでにメジャーデビューする!』とクラス中に言ってしまって。『宮田、すげえな』と言われ、引くに引けなくなって今がある(笑い)」と懐かしんだ。

 バンドとしての目標はやり続けること。「(ジュンスカは)僕の人生そのもの。この3人で立ち続けられる限り、1本でも多く一緒にステージに立ちたい。途中解散もしたし(若い頃は)すれ違った時期もあったけど、中学1年の時に作ったバンドだから家族そのものなんだ。ただ、ここからはヒット曲を出すより健康が大事。ヒットを出しても健康じゃないと意味がないからさ」とはにかんだ。

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