ニュースキャスターの辛坊治郎氏が8日、ニッポン放送のラジオ番組「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」に出演。JR宇都宮線を走っていた寝台列車カシオペアが、線路脇の至近距離で撮影していた撮り鉄≠R人によって緊急停車させられた問題に持論をぶつけた。

 問題が起きたのは3日の栃木県矢板市にある線路の敷地内だ。カシオペアの運転士が危険な撮影をしていた撮り鉄≠見つけて緊急停止。安全確認のため14分の遅れが生じ、警察が鉄道営業法違反を視野に3人の特定を進めている。

 このニュースについて、自身も古くからのカメラファンであるという辛坊氏は、「そらダメなものはダメでしょうね」と指摘。

 その上で「撮り鉄≠フ人を敵に回す発言しますけど、よく立派な三脚にとてつもない高級カメラ構えて、レンズもそれ何ミリなの?って望遠レンズで写真撮ってる撮り鉄≠フみなさん、いらっしゃるじゃないですか。でも、それ自分で撮るよりプロが撮った写真の方がよくない?っていつも思うんだよね」とバッサリだ。

 これにはアシスタントの増山さやかアナから「元も子もないこと言いますね」とツッコまれたが、なおも辛坊氏は「自分が写り込むんだったらわかるけど、単なる風景写真だったら自分で撮りに行かなくてもよくね?って思うんです」と指摘が止まらない。

 最後は鉄道ファンの飯田浩司アナから「私もどっちかと言うと、自分が撮るよりもプロが撮った方がきれいな写真残るよなって思う派」、「自分は写真撮るってよりは、目で焼きつけるとか乗って楽しむ方を重視したい」との言葉を引き出すと、「日本全国の撮り鉄≠フみなさ〜ん、飯田くんが撮り鉄#癆サしてますよ〜」と呼びかけて笑いに変えた。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/265851