5/2(火) 19:59配信

スポニチアネックス

 バイオリニスト高嶋ちさ子(54)の父で音楽ディレクターの弘之さん(88)が、2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋SP」(後7・00)にゲスト出演し、誤訳から生まれた大ヒットについて語った。

【写真】徹子の部屋に出演した高嶋ちさ子&父・弘之さん

 大手レコード会社でらつ腕を振るい、「ビートルズの日本での仕掛け人」とも言われる弘之さん。バンドの楽曲の邦題は、ほとんど自分が考えたという。

 そんな中、ある楽曲の邦題をめぐり、ある勘違いをしてしまったという。「『ノルウェーの森』は、高嶋、英語できないから、『Norwegian Wood』を『ノルウェーの森』にした」。弘之さんのトークに、「サバンナ」高橋茂雄と別室で見守ったちさ子は「ノルウェー製の家具」と、正しいとされる訳を説明した。

 しかし、そんなこともプラス思考に変えてしまう弘之さん。「僕が『ノルウェーの森』を(曲名に)付けたんで、村上春樹さんの小説のタイトル(ノルウェイの森)になったわけですから。あれが『ノルウェー製材木』とか、『ノルウェー製家具』だったら、村上さんはタイトルにしなかったと思います」と、むしろ誇らしげ。その様子に、高橋は「ドヤ顔がすごいな」といじっていた。

 村上氏は偶然にも、弘之さんの出身高校、大学の後輩だという。「一度も会ってないんで、会ったら“印税の少しはよこしたらどう?”と言おうと思う」。すると高嶋は「やめなさいよ!調子に乗ってる、調子に乗ってる」と慌てていた。

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