バスケットボールキング編集部
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 4月10日(現地時間9日)、NBAのレギュラーシーズン最終戦が行われ、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズはユタ・ジャズとホームで対戦した。

 8日のフェニックス・サンズ戦に121-107で勝利したレイカーズは、アンソニー・デイビス、オースティン・リーブス、ディアンジェロ・ラッセル、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・バンダービルトが先発を務めた。

 試合序盤からレブロンが立て続けに3本の3ポイントシュートを沈め、レイカーズがリードを奪う。第1クォーター終盤には八村がステップバックからジャンプシュートを決めると、速攻の場面ではファウルを獲得し、2本のフリースローを沈めた。31-25で第2クォーターに突入すると、リードチェンジを繰り返す一進一退の展開に。それでも、終盤には先発陣がバランス良く得点を重ね、65-56で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤にラッセルとレブロンが長距離砲を決め、レイカーズが一時リードを拡大。その後はジャズにジリジリと点差を詰められるが、終盤にはラッセルのアシストから八村がワンハンドダンクを叩き込む。さらに、八村はターンアラウンドからフェイダウェイジャンパーも沈めてリードを保ち、99-95で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、八村は力強いドライブからリバースレイアップをねじ込むと、その後再びフェイダウェイジャンパーをヒット。試合はジャズのケリー・オリニクやクリス・ダンに活躍を許し、終盤まで接戦が続く。なんとかリードを守るレイカーズは、八村がオリニクのレイアップをブロックすると、最後はレブロンの連続3ポイントでとどめを刺し、128-117で勝利を飾った。

 43勝39敗でウェスタン・カンファレンスの7位でシーズンを終えたレイカーズは、レブロンが8本の3ポイントを含む36得点6リバウンド6アシスト、ラッセルが17得点5アシスト、デイビスが16得点13リバウンド4ブロックをマークした。

 八村は約23分の出場で、12得点5リバウンド2アシスト1ブロックをマーク。3ポイントは放った6本すべて失敗に終わったが、要所で存在感を発揮し、試合終盤の重要な場面でもコートに立った。

 レイカーズは12日に同8位のミネソタ・ティンバーウルブズと、第7シードの座をかけてプレーイン・トーナメントで対戦する。

■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 128-117 ユタ・ジャズ
LAL|31|34|34|29|=128
UTA|25|31|39|22|=117