第95回アカデミー賞の授賞式が3月12日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビーシアターであり、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の
監督コンビ、ダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)が監督賞を受賞した。ダニエルズの監督賞受賞は初となる。

ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートはボストンのエマーソン大学在学中に出会い、2011年から監督・脚本家コンビ「ダニエルズ」として活動を始める。
CMやMVのディレクションを経て、ダニエル・ラドクリフとポール・ダノを主演に迎えた「スイス・アーミー・マン」(16)で長編映画監督デビュー。
同作はサンダンス映画祭やシッチェス・カタロニア国際映画祭で受賞を重ね、話題を集めた。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせ、生活に追われるごく普通の中年女性が、
マルチバースを行き来し、カンフーマスターとなって世界を救う異色のアクションアドベンチャー。ミシェル・ヨーが主演を務め、キー・ホイ・クァン、
ステファニー・スーらが共演。今回のアカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚本賞を含む最多10部門11ノミネートを果たした。

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は公開中。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80b6917a035d5655f59c16420c369575199491bb