芥川賞作家の平野啓一郎氏が27日までに自身のツイッターを更新。東京五輪招致の際に話題になった日本特有の「おもてなし」について私見を述べた。

 この日、ハッキリ言って、『おもてなし』も『日本スゴイ』の一種で、別に他国に比して、日本が特別、ホスピタリティに優れているわけではないのに、インバウンドや五輪の国策として、勝手に言ってただけだと思う。それで当の観光地が当惑している、という」とつづった平野氏。

 連続ツイートすると、「コロナ中、外国人観光客が減った代わりにGoToとかで各地に押し寄せる日本人の観光客の方が遥かにマナーが悪い、という話を何回か聞いた」と記した上で「どこの国に行っても、その国なりのあたたかい、親切な歓迎はある。圧倒されるほどの歓待も、濃やかな心づかいも。日本にもあるけど、『おもてなし』が他国に秀でて何か特別なものとは全然思わない」と続けていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f30b94b0338baf589205133ac67f3ca35655e915