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2023-02-22 12:30

俳優の水谷豊(70)と寺脇康文(60)がタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『相棒season21』(毎週水曜 後9:00)が、1月25日の放送でシリーズ400回を迎えたことを記念し、『放送400回突破記念!相棒(秘)ウラ側 突撃SP』として、芸能界きっての『相棒』ファンで知られるペナルティのヒデ(51)が水谷、寺脇へのインタビューを行った。

昨年14年ぶりに特命係に帰還した亀山薫(寺脇)だが、そもそもなぜ『相棒』を去る事になったのか。スタートから7年もの間、薫を演じてきた寺脇だが、当時水谷から「ずっとやってたらお前『相棒』だけだよ、お前が主役になっていろんなことをやっていかないといけないから、この一番いいときに出ていっていろんなことをやったほうがいい」と言われたそう。寺脇は「武者修行に出る感覚。豊さんの下でずっといられるけど、それじゃあ役者としてはダメだなと、言っていただいて分かった」と卒業の覚悟を決めた。

水谷は「役者だからこそ、背負うことの大変さというのもあって、背負っただけの喜びが帰ってくる。紙一重の世界で、失敗すると大変なことになるけど、どっちにしてもそれを経験してほしい。うまくいくか失敗するかわからないけど、寺脇康文という俳優には、このまま『相棒』で終わるのではなくて、そこを経験してほしいというのがあった」と思いを語った。

その後、数々の作品を経験し、特命係への帰還を果たした寺脇。ヒデがストーリーにも“原点”を感じているという今シーズンについて聞くと、寺脇は「もちろんこれまでの相棒も魅力的なんですけど、薫ちゃんは“静”と“動”というところで、対比がわかりやすい。右京さんにない情の脆さや猪突猛進さとか。真逆なところがありますから、事件に向かう時のバランスっていうのは、自分で言うのもなんですけど、一番薫ちゃんが合っているかなと感じています」と“初代相棒”としての自覚を語る。

水谷は「でもその分、年を増したわけで、当時のままではないんですね実は。(寺脇の)年齢は当時の右京よりも上ですからね。それでも、お互いにいい経験したのを感じられれば良いなと思いましたし、そういう出会いだったら良いなというのはどこかにありましたし、実際そうなったなと思います」としみじみ。

■水谷豊が語る『相棒』の“引き際”「体が丈夫なのでドクターストップはない」
中略

そして水谷は、「『相棒』っていつまでやるんですか?と聞かれるんですけど、本当に不思議なもので、いつ辞めるって言えるものではないんですね。私は体が丈夫なので、ドクターストップはないと思うんです。おそらく良いところでゴッドストップがあるだろうと思うんです(笑)。もうそうなったときまで、『相棒』ワールドを作っていきたいですね。これからもみなさんにできる限り楽しんでいただける作品を目指していきたいと思います」と決意をにじませた。

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