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大沼晶保のブログより

海に落ちるブログも話題の大沼晶保、『そこ曲がったら、櫻坂?』でハマチ解体に成功
https://entamenext.com/articles/detail/22849

アイドル番組定点観測 第202回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第202回となる今回の観測期間は1月10日(火)~1月16日(月)。

櫻坂46の冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)は年明け早々ウサギに扮したメンバーたちがゲームバトルを行なう「祝! 2023年ピョンピョン新年会」を開催。1月15日(日)放送の「その2」では、チーム対抗で一芸を披露する「余興タイム」に突入しました。井上梨名&藤吉夏鈴による餅つき、幸阪茉里乃&増本綺良によるマジックショー、小林由依らによるダンスなどが披露される中、筆者として一番印象に残ったのは大沼晶保によるハマチ解体ショーです。

自身が作詞作曲した軽快なオリジナルソング(通称“沼ソング”)をBGMにしながら、大きなハマチ(名前は“ハマ子ちゃん”)を豪快にさばいていく大沼。時折苦戦する様子も見られたものの、実はハマチをさばくのはこの日が初めてだそうで、「カンパチとかは前にさばいたことがあったんですけど、ハマチは脂がすごくて難しかったです」。それでも最終的には見事豪華な舟盛りを完成させ、刺身を食べた山崎天は「美味~い! すごい脂がのってます。おいしい!」とご満悦の表情でした。

大沼は昨年12月25日のブログに「漁師の娘ということもあり小さい頃から海もお魚も大好きなので、いつか海やお魚関係のお仕事をして櫻坂46に貢献するのが私の夢の一つです」と記述。大きな魚をさばけるのはアイドルとしての個性になりますし、今回のハマチ解体ショーはそのアピールにもなったのではないでしょうか?

ちなみに余談ですが、そのブログにはカンパチをきれいにさばく様子のほか、二級小型船舶操縦士免許を取得して航海する写真も。さらに今年1月11日のブログでは、「大好きなテレビ千鳥さんの大悟さんが海に落ちる技を習得しようとがんばってみました!!」という文章とともに、大沼が海に飛び込む動画まで掲載! 斜め上を行く独特な感性と愚直なまでの海への愛、ぜひ報われてほしいですね。

さて話は変わって、当コラムでは先週「カマキリ写真で爆笑をさらった黒見明香、2023年の飛躍に期待」と題して『乃木坂工事中』(テレビ東京)1月8日(日)放送「B級ニュース大賞2022 前編」での黒見明香の活躍を取り上げました。しかし、まさか翌週15日(日)放送回でも彼女が大活躍することになろうとは……!

コンサートの楽屋の廊下で後輩・5期生を集めて講義を開いている(=黒見フィールド)だとか、キャプテン・秋元真夏に向かって「一緒に頑張りましょう」と言いながらグータッチをしただとか、エピソードに事欠かない黒見。「B級ニュース大賞2022」の1人に選出され、番組MC・バナナマンの2人から「今回黒見ヤバかったね」「神懸かってたなぁ」「ぐんぐん注目度が(上がっている)」と賞賛されると、本人も「メンバーがいろんなラジオとか番組とかで、自分がいないところで名前を出してくれているので、感謝……ですね!」と手を合わせました(その手を合わせるポーズにすら笑いが起きるほど、この日は神懸かっていた)。

黒見のエピソードは、先輩も同期も後輩も全部巻き込んでいくから面白い。同期エピソードを語るメンバーは多いけれど、こういう全方位型は珍しいので今後もどんどんいろんな人と絡んで事件(?)を起こしてほしい!

それにしても今回の放送は黒見をはじめ、林瑠奈、矢久保美緒、遠藤さくら、弓木奈於など4期生がトークで大活躍。これまでグループを支えてきた1・2期生の多くが卒業し、3期生はグループ外での仕事も増えている中、2023年早々「これからの乃木坂46は私たちが中心だ」と言わんばかりの4期生の姿勢に頼もしさを感じた『乃木坂工事中』でした。

※山崎天の「崎」は「たつさき」。