立ち技格闘技のK-1は13日、年間最大イベント「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN~K’FESTA.6」(3月12日、代々木第一体育館)の対戦カードを発表。
スーパーヘビー級3分3ラウンドで、北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの格闘家・石井慧(36)が11カ月ぶりに参戦し、元K-1ヘビー級王者の京太郎(36)と対戦することが決まった。

「これで最後」と引退宣言 石井は昨年8月からボクシングに転向していたが、今月6日の「3150FIGHT」でドローに終わった後、「ボクシングは難しい。これで最後にします、ボクシングは…」と引退を宣言。
2020年から参戦していたK-1では3戦3勝となっている。
一方の京太郎も2011年からボクシングに転向し、日本・東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ヘビー級王者にも輝いた後、21年にK-1に復帰した。
石井は思い入れのある同学年との対戦が決まり「おそらくお互いK-1では区切りになる試合になると思うので、勝敗を卓越した試合になればと思う。
僕の人生で一番の試合になるのでは」と静かに闘志。 京太郎は「この2人の歩んだ道は、2人がお互いわかればいい。
そこだけ感じ取って貰えればいい。
僕だったら(不得手な)総合や柔道には上がりたくないが、よく(立ち技の)リングに上がってくれる。
僕は勝手に空手対柔道だと思って楽しみ」と語った。
中村拓己プロデューサーは「日本の頂上決戦だと思っている。
これまでの格闘技界でこれだけヘビー級で実績を残した同士の戦いはなかなかない。

(ルーツの異なる同士の)異種格闘技戦もK-1の原点なので、生誕30周年イヤーの一発目で、過去最高の立ち技の日本人の重量級対決を楽しんでもらいたい」と語った。

1/13(金) 17:28 Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cd80147a864367f3282a43bbd4620328dda9aac