立ち技格闘技「K-1」で活躍してきた格闘家の安保瑠輝也(27)が、
2022年の大みそかにK-1との契約を解除したことを自身のツイッターで発表した。
今後に向けて「団体関係なく強い選手に挑戦していきます」と表明している、

安保は2016年からK-1に参戦し、18年12月の大阪大会では山崎秀晃を大激闘の末にKOで破り、
この一戦は「K-1 AWARDS 2018」のベストバウトにも選出された。

19年6月の両国大会ではゲーオ・ウィラサクレックを破り、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者に輝いた。
21年9月の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントでは、決勝まで勝ち進むも野杁正明に敗れて準優勝に終わる。
その野杁へのリベンジに向けて、22年4月には過去に野杁もKO勝ちを逃したプライチュンポン・ソー.シーソムポンを1Rでマットに沈め、野杁に挑戦状を叩きつけ、SNSでも再三にわたって再戦を訴えていた。
安保「最後K-1でやりたかったリベンジマッチは叶わなかったけど俺は挑戦を選ぶ」と、野杁との再戦よりも外の世界に飛び出すことを決断。
心残りがあるが「K1、今日に至るまでいろいろありましたが、ここまで育ててくれた事感謝してます。
今後、元チャンピオンとしてプライドを持って恥じぬ活躍をします」と古巣に感謝とさらなる飛躍を誓った。
さらに、ファンに向けて「これから険しい道に飛び込みチャレンジする男の姿をみせます。その姿を見て熱くなればまた応援してください」と呼びかけ、
「戦わへん大晦日も今年が最後か。みんな良いお年を」と早くも23年の大みそか大会への出場を予告。
現状、大みそかに格闘技イベントを開催しているのはRIZINだけで、事実上のRIZINへの参戦表明となる。
22年大みそかの『RIZIN.40』では、同じく先月にK-1を離脱した芦澤竜誠がリングに登場し、同じく元K-1で“俺たちのスーパースター”皇治との対戦が決定。
また、平本蓮の対戦相手として当日発表された梅野源治が、参戦の条件として「立ち技の大規模大会を榊原さんと約束した」と語り、榊原CEOも「男気には男気で返す」と明言した。
さらに、“ボクシング界の世界的レジェンド”であるマニー・パッキャオも23年にRIZINに参戦することが決定。
対戦相手に「ボクシング経験のある日本人ファイター」を希望しており、RIZINでは立ち技格闘技の経験者が求められている そして、
昨年にK-1を離脱した木村“フィリップ”ミノルが、先月28日に開催されたアントニオ猪木さん追悼興行『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』で、RIZINファイターの矢地祐介とMIXルールで対戦し、豪快な左フックをヒットさせて矢地を失神させるKO勝利を飾った。
この年末にさまざまなアクションを起こした元K-1のファイターたちが、2023年の格闘技界を席巻するか。

1/1(日) 16:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b1e8c368d55d8ea2582000a88fe04256b3ce7e3

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