サウジアラビア1部アルナスルに加入したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が、
今夏にイングランド・プレミアリーグのニューカッスルにレンタル移籍して欧州チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを目指す可能性が出てきた。

ロナウドは昨年12月30日にアルナスル入団が発表された。
現地各メディアによると、契約期間は2025年6月までの2年半で、年俸は2億ユーロ(約282億円)と超破格条件となっている。
世界最高のスーパースターの中東移籍は大きな話題を呼んでいるが、ロナウドは最高峰の舞台をあきらめているわけではないようだ。
スペインメディア「フィチャージェスネット」は「彼の現在の契約には、近いうちにトップレベルへの復帰への扉を開く条項がある
イングランドの今季終了後に、ニューカッスルにローンで行く機会を与える条項がある」と報道。
加入後半年間はアルナスルでプレーした後、来季はニューカッスルでプレーするというのだ。
この〝秘密条項〟は英メディアも次々と報じている。
ウルトラCが可能になる理由は、移籍先のニューカッスルにある。
「アルナスルはニューカッスルと所有権を共有しているため、これは驚くべきニュースではない。
ロナウドはわずか数か月でプレミアリーグに復帰することになる」。
ニューカッスルは2021年にサウジアラビアのビンサルマン皇太子率いる投資機関が買収。
アルナスルも同国の王族が共同オーナーとなっており、お互いにクラブの株式を保有している模様。いわば〝兄弟クラブ〟とも言える間柄だ。
ロナウドはアルナスルで巨万の富を得られる一方で、引き続き欧州最高峰でのプレーも希望。
ニューカッスルは現在3位で来季のCL出場権も視野に入っており、以前からこだわりを見せるCLでのプレーも叶う可能性もある。
今回の移籍はロナウドにとって一挙両得となりそうだ。

1/1(日) 15:31 Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/94c01aba47f85f9b7731cb198033f94829b5a2a7