12/29(木) 11:06配信 デイリー新潮

「週刊新潮」は今年6月、巨人の坂本勇人内野手(34)が過去に自身を接客した女性にケガをさせ、トラブル解決のために550万円を支払っていたことを報じていた。その後、9月には「文春オンライン」で元交際女性との“中絶スキャンダル” も報じられた。にもかかわらず、坂本は先月末、契約更改交渉に臨み、今季年俸6億円の現状維持でサインしたのだ。幾度も女性トラブルを起こしている坂本におとがめなしという結果になったわけだが、果たして巨人の対応はこれでよかったのか――。ここで改めて「かみつき事件」の全容について振り返りたい。

(以下、「週刊新潮」2022年6月23日号を再掲する。日付や年齢、肩書などは当時のまま)

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 坂本の今シーズンは決して順調ではなかった。阪神戦(4月30日)で右膝の内側側副靭帯を損傷し、登録抹消の憂き目に。

 もっとも、6月9日の西武戦で、40日ぶりに5番遊撃手で1軍復帰すると、いきなり3安打1打点と猛打賞を記録。この間、代役にエラーが目立つなどしたこともあり、“さすが坂本、やはり巨人に欠かせない”との評判しきり。第19代巨人軍キャプテンの面目を保ったのである。

 通算2000本安打やMVP、首位打者、最多安打、ゴールデングラブ賞など、その功績は数え切れない。そんな球界を代表するスター選手たちに付きものなのが、夜の街での豪遊などの武勇伝。だが、坂本には一風変わった嗜好の“夜の顔”があった。

「そのため、坂本は女性とトラブルを抱えていました。巨人も、その事実を把握しているどころか、内々に処理してフタをした」

 と、明かすのはさる坂本の知人だ。一体、何があったのか。

坂本の誘いを断り続けると…

 宮崎市内の飲食店関係者が声を潜めて言う。

「坂本選手は毎年、キャンプ地の宮崎市内にあるキャバクラで豪遊するのを楽しみにしていました。その日もいつも通り、彼は店の個室を貸し切りにして、キャバクラ嬢を侍らせていたわけですが、そこである“事件”が起きてしまったのです」

 それは4年前、2018年2月のことだという。

「坂本選手は他のチームメート2名と来店しました。接客についたのは4人で、坂本選手だけ2人、20代、売れっ子のエリカさん(仮名)とマイさん(仮名)を指名していました。個室はカラオケ付きだったのですが、彼らは歌わず、ウイスキーのボトルを入れてお酒ばかり飲んでいた。特に、坂本選手は自ら炭酸で割って、ハイボールを作り、そのグラスをものすごいピッチで飲み干していました」(同)

 ほどなく酔いは回り、

「指名した女性たちに“今日は(ホテルに)一緒に帰ろう”と、言い寄りだした。坂本選手は自信満々の様子だったようですが、彼女たちは、そもそも野球選手にあまり興味がなく、面倒くさい客としてあしらった。一応、機嫌を損ねないようにやんわりと断り続けていたのですが、そのうちに坂本選手がふてくされてしまったそうです」(同)

 傷害事件として警察沙汰になってもおかしくない事案である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b6d2a08a4d8520bc23952cd910998ad76520adc