FIFAワールドカップカタール大会準決勝戦のアルゼンチン対クロアチアのABEMA放送で14日、放送禁止用語が複数回流れる事態があった。放送事故だとしてネット上で話題になり、ツイッターでは「放送禁止用語」がトレンド上位に入った。

 アルゼンチンが3-0で勝利した後、活躍したフリン・アルバレスのインタビュー。同時通訳者が「家族や友人については本当に○○○○みたいに喜んでいると思いますよ」とインタビュアーの感想を訳した。

 スタジオでは出演者が苦笑。「一部不適切な表現がありましたことをおわび致します」とテレビ朝日の三谷紬アナが謝罪した。

 そのすぐ後、リオネル・メッシのインタビューが流れたが、そこでも冒頭からインタビュアーの質問について「どうですか、この○○○○のような喜びようは?」と通訳された音声が流れた。スタジオ出演していたお笑いタレント「霜降り明星」のせいやがワイプ内で思わず顔をしかめ、首を左右に振って気まずそうな表情をし、苦笑しながら何かを訴え続けた。

 スタジオに再びカメラが戻ったが感想を振られた、せいやは「ちょっと不適切なね。心配で話聞いてなかったです。その、手汗がちょっと…」とメッシのインタビュー内容が頭に入ってこなかったと困惑。三谷アナも「私もものすごい手汗が出てしまいました」と同意。スタジオには失笑が広がり、三谷アナとせいやが「失礼いたしました」とそろって頭を下げた。

 ネット上では「スタジオの空気感に草」「マジでコントだろ」「せいやの笑い方よ」「せいやのリアクションつぼすぎる」などの声が見られ、波紋を広げていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/092044e8d3e8cdfaa26a7845f51c1d002a250c33