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2022.11.12

■『ハウルの動く城』荒地の魔女のモデルは美輪明宏

ジブリ作品には欠かせない存在の美輪明宏。そんな美輪のもう1つの代表作が、『ハウルの動く城』(2004年公開)の「荒地の魔女」だ。荒地の魔女はハウルを苦しめる対抗馬として登場するキャラクターだが、物語の終盤では魔力をほとんど失い、可愛らしいおばあちゃんになってしまう憎めないキャラ。

美輪は宮崎駿監督に荒地の魔女役の声優を頼まれたとき、「どうして私が魔女なんですか?」と聞いたところ「何度描いても、どうしても美輪さんの顔になってしまう」と監督から言われたと、完成披露試写会で明らかにしていたようだ。

■『魔女の宅急便』ウルスラのモデルは今井美樹

同じく芸能人をモデルに起用したのが、『魔女の宅急便』(1989年公開)に登場する画家の少女・ウルスラだ。ウルスラは主人公・キキの成長に大きな影響を与えた、明るく活発で自由な雰囲気のキャラクターだ。

そんなウルスラのモデルと明かされているのが、歌手であり女優の今井美樹。「ひとりで奔放にやっている女性」という今井のイメージが、気ままに一人暮らしをして好きな絵を描いているウルスラの雰囲気に近いんじゃないかと参考にしたことを、本作の作画監督・近藤喜文氏が明かしている。

■『ハウルの動く城』ヒンのモデルは押井守監督

ジブリ作品では、動物のキャラクターのモデルが実在する人物だったという驚きのエピソードもある。それが2004年に公開された『ハウルの動く城』のヒンだった。

ヒンはハウルの師匠で強大な力を持つ魔法使い・サリマンの使い魔の犬だ。かなりの老犬で大きく垂れ下がった耳と気だるそうな目が可愛らしいのだが、このヒンのモデルについて、ジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏が衝撃の事実を明かしている。
2021年4月2日に投稿された「スタジオジブリ公式ツイッター」では、ファンからヒンのモデルが、“押井守監督”ではないかと聞かれた鈴木氏が「本当です。顔がソックリでしょ(笑)」と返信をしたのだ。

押井監督といえば、アニメ『うる星やつら』『機動警察パトレイバー』をはじめ、数々の作品を手がけてきた日本を代表する名監督。宮崎監督と押井監督の親交が深いことはファンの間で有名だが、犬にまつわるこんなエピソードがある。

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https://i.imgur.com/vvmaxy8.jpg