◆国際親善試合 女子日本代表 2―0 女子ナイジェリア代表(6日、ノエスタ)

 サッカー女子日本代表は国際親善試合でナイジェリアに2―0で勝利した。後半にFW田中美南(INAC神戸)が2得点を挙げた。

 昨年10月の池田太監督就任以降、初の3バック布陣を取り入れた日本。前半は田中が1対1の決定機を迎えるなどチャンスが作ったが、得点は奪えずにスコアレスで折り返した。

 均衡を破ったのは後半19分。ペナルティーエリア正面でMF杉田妃和(ポートランド・ソーンズ)が倒されてFKを獲得。キッカーのMF猶本光(三菱重工浦和)が浮き球をエリア内に供給し、反応した田中が落ち着いた胸トラップから右足で蹴り込んだ。4分後には、再び杉田が倒されてPKを獲得。これを田中が冷静に右足でゴール右に沈めた。

 ハーフタイムに主将のDF熊谷紗希(バイエルン)ら3人を代え、後半24分には、今夏のU―20W杯準優勝メンバーであるFW浜野まいか(INAC神戸)とMF藤野あおば(日テレ東京V)がA代表デビュー。前半終了間際にバー直撃のシュートを浴びるなどピンチもあったが、守備陣も無失点で抑えきった。

 ナイジェリアとの親善試合を終えたなでしこジャパンは9日、長野Uスタジアムでニュージーランドと対戦する。

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