東スポ2022年09月04日 20時45分
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 邪道・大仁田厚(64)が大激怒だ。4日のDDT名古屋国際会議場イベントホール大会では大仁田、青木真也、〝大鵬3世〟納谷幸男がトリオを結成。竹下幸之介、勝俣瞬馬、小嶋斗偉組と電流爆破6人タッグデスマッチで激突した。

 試合はスクランブルバンクハウスルールで行われ、爆破アイテムとして史上初となる電流爆破バズーカをはじめ、電流爆破有刺鉄線バット、電流爆破ブロック玩具バット、電流爆破地雷ボードの4アイテムが設置された。

 大仁田は竹下とのイスチャンバラを展開したが、直後に足4の字固めで捕獲されてしまう。すると即座に青木が電流爆破バットで竹下を被弾させ救出した。

 その後、今度は勝俣の電流爆破ブロック玩具バットの餌食となった大仁田は、毒霧噴射でピンチを脱出。即座に勝俣をとらえ、納谷に電流爆破バズーカの使用を命じた。祖父の昭和の大横綱大鵬から「大砲」をイメージし、納谷が考案した新アイテムだ。

 納谷が満を持してバスーカのスイッチを押すと、すさまじい破裂音とともに勝俣だけでなく、大仁田まで火花に包まれる。同時に、あまりの破壊力でバズーカ自体が真っ二つに割れ、打った納谷自身も大ダメージを負った。

 最後は電流爆破地雷ボードめがけ、納谷がコーナートップから小嶋をエルボーで叩き落とし大爆発。そのまま3カウントを奪った。

 試合後、大仁田は「俺はDDTを見直した。電流爆破を進化させています」と賛辞を贈りつつも、竹下を「俺は脚が痛いんだよ。何でその俺に4の字をかけんだよ! バカヤロー、俺は先輩だぞ!」と説教。さらに納谷には「何でバズーカを俺に打つんだ!」と怒りをぶつけた。

 何だかよく分からないが、最後は「コロナに負けるな! 1、2、3、ファイヤー!」と恒例の〝大仁田劇場〟で幕を閉じた。