9/3(土) 18:00配信

デイリースポーツ
 10回、選手交代を告げベンチに戻る新庄ビッグボス(撮影・高石航平)

 「楽天5−4日本ハム」(3日、楽天生命パーク宮城)

 日本ハムがサヨナラ負けで、優勝の可能性が完全に消滅した。V逸は6年連続。12球団最速でシーズン負け越しも決まった。

【写真】うつろな表情の玉井 連続申告敬遠からのまさか押し出し四球

 引き分け以下ならV逸という状況から連勝を飾り、この日も3点ビハインドをはね返す粘りを発揮。五回まで楽天・田中将の前に1安打と苦しんでいたが、六回にアルカンタラの2ラン、近藤と今川の適時打で逆転に成功した。

 だが、七回に吉田が鈴木大に同点適時打を打たれると、十回は2死三塁から浅村と島内を連続で申告敬遠。満塁として玉井に託したが、押し出し四球で決勝点を献上した。

 昨オフに就任した新庄監督は「優勝なんか一切目指さない。高い目標を持ちすぎると選手はうまくいかないと思っている」と語り、プレッシャーをかけずに若手を積極起用。ただ、戦力差を埋められず、シーズン序盤から苦しい戦いを強いられた。

 試合後、新庄監督の取材対応はなく、広報を通じて「今日はコメントなし」と落胆の色をにじませた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/393796fb8c79e219f9b7a5d7aa4bf22ab41710cd