4日に放送された中島裕翔(28)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「純愛ディソナンス」(木曜午後10時)の第4話の平均世帯視聴率が3・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だと5日、分かった。初回から4・8%、4・3%、4・4%だった。

 平均個人視聴率は2・1%だった。初回から2・6%、2・4%、2・3%だった。

 決して一線を越えてはいけない禁断の恋を描くオリジナル作品。「愛は、純粋すぎると毒になる」がテーマ。

 第1章では、中島演じる高校の新任音楽教師・新田正樹が、吉川愛美(22)演じる女子生徒・和泉冴と絆を深めていくが、本心で向き合えないまま決別。4日から始まる第2章では、5年後に2人は再会するが、中島には妻がいた。微妙で繊細な関係性が次第に周囲を巻き込み、やがてディソナンス(不協和音)を生み出し破滅へと向かう。

 第4話では、フリーターの冴は「美南彼方」の名で小説家として活躍している元国語教師の愛菜美(比嘉愛未)と再会を果たす。その愛菜美が「私の夫」といって冴に紹介したのは、何と正樹だった。ショックを受けた冴は、住んでいるシェアハウスに戻っても一睡もできないでいた。

 あくる朝、冴と莉子(畑芽育)は、慎太郎(高橋優斗)から、新たにシェアハウスの住人となる村上晴翔(藤原大祐)を紹介される。晴翔は、19歳のフリーターだった。

 冴がアルバイトをしている「コアスパーク」では、セカンドパートナーを探すためのマッチングアプリ「セカプリ」の新規登録者獲得を目的に、イベント会社と組んでパーティーを企画していた。社長の路加(佐藤隆太)から意見を求められた冴は、相手がいるにも関わらず他の相手との出会いを求めること自体が理解できず、不倫を推奨するふしだらな場などと発言する。すると路加は、冴の言葉を遮り「自分の気持ちが満たされないとき、その心の隙間をパートナーだけじゃ埋められないことはよくある。その感情を否定する時代はもう終わった」と返す。

 一方、正樹が勤める不動産会社「モノリスエステート」は、管理しているタワーマンションの住人たちから、会計報告書に偽造が見つかったとして、賠償金3億円を求められていた。正樹は、住人側のリーダー的な存在である医師・倉持の弱みを握って黙らせ、事態を収束させようと動き始めた。

日刊スポーツ

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