J1神戸は18日、日本代表MF橋本拳人がスペイン2部のウエスカに移籍することが決まったと発表した。ロシア1部ロストフに所属していた橋本は、同国によるウクライナ侵攻を受けた特例措置で3月に加入。当初、契約期間は6月末までだったが、
国際サッカー連盟(FIFA)が特例措置を来年6月まで1年間延長する方針を決定したことで、今月1日に神戸は契約延長を発表していた。ところが、オファーが届いて急きょ移籍が決まり、この日ウエスカも発表した。

橋本は神戸でリーグ戦9試合に出場して1得点。19日に香港と初戦を迎える東アジアE―1選手権に臨む日本代表にも選出されている。

 橋本「このたび、SDウエスカに移籍させて頂くことになりました。自分が苦しい時期に声をかけてくれてクラブに招き入れてくれたヴィッセル神戸には感謝しかありません。
また、自分の決断に理解を示してくれた三木谷会長をはじめクラブの皆様には、本当に感謝しております。

夢であった海外挑戦が様々な事情で難しくなっていましたが、今回、改めて、オファーを頂き、自分と向き合った結果、移籍の決断をさせて頂きました。

 4か月という短い期間でしたが、素晴らしいチームメイトと出会い、スタッフの方々に支えられてサッカーをできる喜びを改めて感じることができました。
そして、サポーターの皆様には、苦しい時期、声の出せない状況のなかチームに寄り添ってくれて拍手を送って下さり感謝の気持ちでいっぱいです。

僕自身なかなかチームに貢献できず、このタイミングでの移籍ということで本当に申し訳ない気持ちですし、チームに必要としてもらった中でこの決断をすることはとても苦しかったです。

 ただ、ヴィッセル神戸でプレーさせてもらえたからこそ、このチャンスを頂けたと思うので、今後活躍し、飛躍することで皆さまに恩返ししていきたいと思います。

最後になりますが、ヴィッセル神戸に関わる皆様と闘った日々は自分にとってかけがえのない時間になりました。ヴィッセル神戸でプレーできて良かったなと心の底から思っています。

 本当にありがとうございました。また会える日を楽しみにしています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a65aef9209d72b3f58d53fc64f8106103b28aa78