カタールW杯欧州予選プレーオフ(PO)で決勝進出を決めたウクライナ代表に、ロシアが「偽りの勝利」と疑惑の目を向けている。

 ウクライナ代表はPO準決勝のスコットランド戦(グラスゴー)に3―1で勝利。ロシアの侵攻を受け、自国選手に犠牲者が出るなど悲惨な状況が続く中、2006年ドイツW杯以来4大会ぶり2度目の出場に王手をかけた。

 不屈の闘志で本大会出場を目指すウクライナ代表の姿は世界から脚光を浴びているが、そうした中でロシアメディア「スポーツボックス」は「〝ウクライナの偽りの勝利〟W杯予選結果に英国人が激怒」と批判的に報じた。

 同メディアによると、数か月間練習していなかったウクライナ代表が欧州の強豪を破ったことでスコットランドのファンが疑問を抱いているという。「結果と現場で起きたことがあまりにも都合がよすぎるし、現在の政治的アジェンダに合致している」と追及した。

 スコットランドのサッカー関係者からは「ウクライナの勝利は文句のつけようがない」「いいチームが勝ったということ」と潔く敗戦を認める声が相次いだ一方で、あくまで同メディアは「地元ファンの意見とは根本的に異なる」と主張。SNS上の声として「ウクライナが偽りの試合に勝ったことにショックを受けている」「すべてが不正操作されている」「私はウクライナのために操作された何かを見るためにお金を払ったようだ」といったコメントをユーザー名とともに紹介したが、投稿者がスコットランド人かどうか定かではない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/cfeacfb660cbc1b66eb9ee7c7e5d884c9673a627