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2022/05/26

復活を遂げたアナログレコード。では、一体どんな人が買っているのでしょうか? 全米の約1,400人の消費者を対象にした新しい調査結果が発表されています。
これは、MusicWatchの創設者Russ Crupnickによる消費者調査レポート『Revelations About the Vinyl Revolution』で先日発表されています。

内容の抜粋は以下のとおり

■レコード購入者の収集期間は10年以上が38%、3年から10年が30%、2年未満が約3分の1。

■2021年にレコードを購入した13歳以上は米国だけで約1800万人いると推定されており、これは2020年に比べて27%増加しています。

■過去2年間のレコード購入者のうち、新品のレコードを購入した人は71%、中古のレコードを購入した人は67%でした。

■レコード購入者の95%が来年もレコードを購入すると回答しています。

■レコード購入者の60%がレコード・ストア・デイを認知しており、その半数以上が当日、実店舗やオンライン・サイトを訪れる予定だと回答しています。

■レコード購入者の38%が10年以上レコードを購入しており、レコードがもたらす「本物」「温かみ」を評価しているという。

■レコードの若い購入層は、音質やパッケージングを購入の決め手としており、また全体ではパッケージ(26%)、アーティスト(20%)、新しい出会い(15%)を重視する消費者も存在します。

■レコード購入者の16%がレコードを所有するためだけに購入していると回答。21%が収集し、聴くためにレコードを購入すると答えています。その一方で、購入者は他の聴き方も持っており、ストリーミングサービスを利用して音楽を楽しんでいるとの回答も多くありました。

■レコード購入者の3分の1は、今後1年間にターンテーブルやその他のオーディオ機器をアップグレードする予定だと答えています。

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