◇8日 三重県サッカー選手権大会決勝 鈴鹿0(PK4―2)0三重(三交鈴鹿)

 鈴鹿がPK戦の末に勝利し、天皇杯出場を決めた。

 試合展開は120分を通して緊迫。細かいパスワークと高い位置からのプレスで押し込む三重を、ロングボールでいなす鈴鹿の激しい攻防が繰り広げられた。

 試合時間が残り10分を切ってからは、鈴鹿がロングスローを多用するなど、試合は一層白熱。

 延長戦を経ても得点は決まらず、勝負はPK戦までもつれ込んだ。
JFLクラブ、そして来季のJ3昇格を目指す百年構想クラブ同士(鈴鹿は解除条件付資格停止中)の1戦は、ライバル意識も露わになった熱戦。互いに一歩も譲らぬPK決着となった。

 鈴鹿のFW三浦知良(55)は後半43分から出場。延長戦でシュートを放つなど積極的なプレーで存在感を見せたが、得点はならなかった。PK戦には1番手で登場。勢いよく真ん中にけりこみ、成功させた。

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