ダンプ松本&クレーン・ユウの「極悪同盟」が復活…「コロナの中、来てくれてありがとう」…ゼロワン両国国技館
スポーツ報知2022年4月10日
https://hochi.news/articles/20220410-OHT1T51170.html

◆ZERO1「押忍PREMIUM PROWRESTLING SHOW ZERO1旗揚げ20&21周年記念大会」(10日、両国国技館)

 ZERO1の旗揚げ記念興行「押忍PREMIUM PROWRESTLING SHOW ZERO1旗揚げ20&21周年記念大会」が10日、両国国技館で開催された。

 第4試合のレジェンド女子タッグマッチでジャガー横田、神取忍とダンプ松本、クレーン・ユウが対戦。昭和の全日本女子プロレスでライオネス飛鳥&長与千種「クラッシュギャルズ」の宿敵として悪の限りを尽くしたダンプ&クレーンにセコンドをブル中野とべートーベンが務め「極悪同盟」が完全復活した。

 試合では、61歳になったダンプは竹刀、59歳のクレーンはチェーンでジャガー、神取を絞めまくるなどやりたい放題。さらに一斗缶で脳天をたたき、真っ赤な毒霧をダンプはジャガーに浴びせた。最後は、クレーンがジャガーの回転エビ固めで丸め込まれ敗れたが、変わらない存在感を見せつけた。

 試合後のリングでマイクを持ったダンプは「ゼロワン、21周年おめでとうございます。こんなコロナの中、来てくれてありがとうございました」と観客へ感謝。試合での極悪ぶりを封印し、いい人へ変貌していた。

 バックステージでブルは「ドキドキしながらいい経験できました。ありがとうございました」と感謝。クレーンは「何もできずに反省をたどっています」と笑った。ダンプは「こんないい経験をありがとうございます。押忍」と極悪同盟の復活に感激していた。

報知新聞社