3/29(火) 8:29配信
スポーツ報知

 29日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月〜金曜・午前8時)では、複数の女優への性行為強要疑惑が一部で報じられていた俳優・木下ほうかの所属事務所「カクタス」が28日、同日付で木下とのマネジメント契約を解消することを同社の公式サイトで発表。これを受け、木下が自身のツイッターで「このようなことをした私が、今後、皆様の目に触れる芸能活動を続けることはできませんので、芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」と表明したことを報じた。

 MCの俳優・谷原章介は「僕自身も、ほうかさんと何度も共演の経験がありますし、役者の先輩でもあります」と沈痛な表情で話し出すと、「最初に思ったのは非常に残念だなと。何が残念って、僕たち役者というのは人を楽しませるためにこういう仕事をしているわけであって、その立場を利用して自分の欲求を満たすということは僕は考えられません」と続けた。

 さらに「何よりもこれだけコンプライアンスが叫ばれて一般の会社員の方とかも講習を受けたりして、相当、きちんと対処しているにも関わらず、役者の中でもって、コンプライアンスの高まりってないんだなと、改めて実感しました」と話すと「これは事務所単位でやるだけじゃなくて、コンプライアンスの講習みたいなことをしなきゃいけないんじゃないだろうかと強く思ったりします」とした。

 その上で「残念なのは謝罪の言葉が出るまでにあまりに時間が経ちすぎていた。真っ先にまずは女性に対して、今回のことは一部違うと言いながらも、ご自身に覚えがあるのであれば、女性に対して、真っ先に謝罪をしていただきたかったなとすごく思いました」と話し、「昔からの男性的な意識と言いますか、そういうものがアップデートされないまま業界に根付いているのかも知れませんけど、女性というのは守るべき存在であって利用したりとか自分の欲求を満たすための存在ではないです。改めて思いますのは、性的な関係というのは対等なお互い認め合ってこそ成立し合うものと思う。僕もすべての女性と関係して相手を傷つけたことがなかったとか嫌な思いをさせたことが無かったとかは言い切れませんけど、そうした性的な許可はきちんと取った上でそういうことが行われてほしいなと思います」と続けた。

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