3/26(土) 0:12配信 スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b58ad5afdc47988e491b927520879b9ba21f6e8

◆W杯スキー(25日)

 ジャンプ男子は、スロベニアのプラニツァでフライングヒルによる個人第27戦(ヒルサイズ=HS240メートル)が行われ、北京五輪金メダルの小林陵侑(土屋ホーム)は223・5メートル、237メートルの合計452・8点で日本勢最高の5位だった。18―19年シーズンに続く自身2度目の個人総合優勝は、27日の最終戦に持ち越された。ジガ・イエラルが優勝、2位にP・プレブツ、3位にA・ラニセクが続き、地元スロベニア勢が表彰台を独占した。

 個人総合優勝の行方は、既に陵侑と2位のガイガー(ドイツ)に絞られている。第26戦を終えた時点で、陵侑とガイガーは66点差。今大会で12位だったガイガーとはさらに23点差がつき、89点差となった。1試合で詰められる最大点差は100点のため、今大会時点での総合Vは決まらなかったが、2度目の栄冠はほぼ手中に収めた形だ。

 最終戦では、ガイガーが逆転優勝するには優勝(100点)が絶対条件で、2位以下では逆転不可能。陵侑は20位以上に入れば、ガイガーの順位に関わらず自力で総合Vを決められる。