中国代表が新監督の招聘に動いているようだ。3月5日、ベトナム・メディア『techz』が伝えた情報として中国メディア『新浪体育』などが報じたところによれば、中国サッカー協会がドイツ人のフェリックス・マガト監督に連絡を取り、「就任を要請した」と伝えている。

 中国代表は、2022年カタール・ワールドカップのアジア最終予選で苦戦が続き、昨年12月にリ・ティエからリ・シャオペンへ監督を交代。しかし、初陣で日本に枠内シュート0本で0ー2と敗れて予選敗退が決まると、 それまで全敗だったグループ最下位のベトナムにも1-3の完敗を喫し、批判の声が高まっていた。


 厳しい練習と規律で“鬼軍曹”の異名を取るマガトは現在68歳。シュツットガルト、バイエルン、ヴォルフスブルク、シャルケなどの監督を歴任した名将だ。シャルケ時代に内田篤人、ブンデスリーガを制したヴォルフスブルク時代には、長谷部誠と大久保嘉人を獲得し、「日本人コレクター」とも呼ばれている。

 また、2016〜17年には中国の山東魯能泰山でも指揮を執ったため、「彼は多かれ少なかれ中国のサッカーを知っている」と『新浪体育』は伝えている。

 近年は低迷している中国が再建を託した名将は、オファーを受けるのか。今後の動向が注目される。

サッカーダイジェスト 3/6(日) 5:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea3399af2fb34d243aff4aefda5702c7efdb5be6

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