女優の堀田真由、声優の島崎信長、榎木淳弥、小松未可子、橘正紀監督が4日、都内で行われた、アニメ映画『ブルーサーマル』初日舞台あいさつに登場。大学を舞台にした作品にちなみ、学生時代の思い出を問われると榎木は、大学中退の苦い思い出を語った。

人気アニメ『呪術廻戦』主人公・虎杖悠仁役などで知られる人気声優の榎木は、「大学に通っていたのですが、友達の家で徹夜してみんなでレポートを仕上げたのが、一番覚えています。1週間に10個とか出していたので、結構多かったです」としみじみ。

春から大学生になる人に向けてアドバイスとして「必修科目は絶対に単位は落とさない方がいいですね! 僕は1年目で必修を落としたんですよ〜」と打ち明けると、小松は「落とし過ぎでしょ!」とツッコミ。

続けて榎木は「1年目の上半期で留年が決定して、2年生の時にもう1個必修科目の単位を落として…。僕、(大学)6年生まで確定しちゃって、で、辞めました大学」と告白すると、小松は「辞めたんだ!」と爆笑した。

苦い経験をした上で榎木は「なので、必修(科目)!これだけは絶対に、(授業に)遅刻しないで行くことが必ず大切になってくる。単位を取るスケジューリングは気を付けてください! 寝坊とか絶対にダメ!」と呼びかけた。

同作は、青く澄み渡る大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた青春漫画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』が原作。エンジンを搭載せずに上昇気流(サーマル)を捉えることで飛翔する航空機“グライダー”で飛行スピードを競う部活・体育会航空部という新鮮なテーマと、繊細な空の表現や青春のすべてを賭けるキャラクターたちの物語を描く。

中日新聞2022年3月4日 18時36分 (3月5日 06時05分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/428951