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スポニチアネックス

村田諒太VSゴロフキンは4・9さいたまSAに再設定 日本ボクシング史上最大のビッグマッチついに
昨年11月、世界ミドル級王座統一戦記者会見で、画面に映るゴロフキンとともにファイティングポーズの村田
 ボクシングの帝拳ジムは3日、東京都内のホテルで会見を開き、延期となっていたWBA世界ミドル級王者・村田諒太(36=帝拳)とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦を4月9日にさいたまスーパーアリーナで開催すると発表した。

 日本ボクシング史上最大級のビッグマッチは本来、昨年12月29日に対戦を予定されていたが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策として、日本政府が新規外国人の入国を原則禁止したため、ゴロフキン陣営が来日が難しい状況となり、延期されていた。

 帝拳ジムの本田明彦会長によると、2月末の新たな日程を組むことも検討したが、外国人の入国制限が緩和される見通しが立たなかったために断念。4月開催に向けて交渉を進めていた。3月1日から入国制限が緩和されたことでゴロフキン陣営の来日にめどが立ったことから、この日の発表となった。

 19年12月以来、2年以上も試合がない状態が続いている村田だが、昨年11月に来日したスパーリングパートナーがクリスマス、正月を返上して日本に残ってくれたため、年明けの練習開始後すぐにスパーリングを再開。実戦感覚を維持しながら調整を続けてきた。一方のゴロフキンは米国で調整を続けており、先月中旬には自身のSNSでトレーニングキャンプに戻ったことを報告していた。

 また、同日にダブル世界戦としてWBO世界フライ級王者・中谷潤人(24=M.T)と同級2位・山内涼太(27=角海老宝石)と対戦することも発表された。中谷の2度目の防衛戦で、当初はクリスチャン・ゴンサレス(22=メキシコ)と対戦予定だったが、日本人対決に変更となった。アンダーカードでは東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ライト級王者・吉野修一郎(30=三迫)と元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(31=横浜光)がアジア2冠を懸けて激突する。

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