読売新聞2022/02/20 15:59
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/20220220-OYT1T50127/

 北京オリンピックは20日、フィギュアスケートのエキシビションが行われ、フィナーレに公式マスコット「ビン・ドゥンドゥン」が登場、氷上でごろりと倒れる場面があった。真っ先に駆け寄った羽生結弦選手に助け起こされ、抱き合うチャーミングな姿に、ツイッターでは「かわいいかよ」「尊い」とファンたちが大興奮の投稿が相次いだ。

 エキシビションには、羽生選手や鍵山優磨選手、坂本花織選手ら日本からは5人が出場。競技中とは違ったリラックスした表情で、思い思いの演技を見せて感動が広がった。

 フィナーレでは、出演した全てのスケーターが集合。音楽に合わせて、プロジェクションマッピングに照らされたリンクで思い思いに滑った。最後に全員がリンクの中央に集まる場面で、ビン・ドゥンドゥンが登場。羽生選手は選手の輪から少し外れて、ビン・ドゥンドゥンの手を取ったり抱きついたりと一緒に「遊ぶ」シーンも。その後、ビン・ドゥンドゥンが転倒すると、他のどのスケーターよりも早く滑り寄って、抱き起こした。

 この場面には「ほほえましい光景」「いつまでも戯れ続ける羽生くん」「あー!!!!羽生くんがドゥンドゥンに抱きついてる!!!」「尊い」「かわいいかよ」などとファンがその姿に感動する様子がツイッターで語られた。

 エキシビションが終わっても、羽生選手は各国のスケーターに手を引かれてリンクで一緒に滑るなど、世界的な人気を裏付ける滑りになった。