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東スポWeb

【北京五輪】徐々に過熱する羽生フィーバー=@海外メディアはファンの呼称「Fanyus」が定着
羽生結弦(東スポWeb)
 北京五輪は4日に開会式を終え、いよいよ本格的に競技がスタート。5日には複数の競技でメダルセッションが行われ、徐々にヒートアップしている。

 しかし、多くのファンが最も待ち望んでいるのがフィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)だ。今大会は94年ぶりの3連覇の他、世界初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功も懸かっている。いやがおうにも注目を集めているが、その人気はもはや日本にとどまらない。

 五輪開幕前から海外メディアも羽生の実績と挑戦を大々的に報じており、欧州のスポーツ専門放送「ユーロスポーツ」は「絶対に見るべき注目の7人」の一人に挙げた。開会式が行われた4日には「彼はフリーで歴史的な4回転アクセルに挑戦することを約束した。これまで誰も成功させたことがない。12月(全日本選手権)にもジャンプに挑戦した日本人は希望に満ち、調子もいい」とも報じている。

 その一方で羽生に熱狂するファンたちを「fanyus(ファニュウズ)」と表記。文字通り「fan(ファン)」と「hanyu(羽生)」を合体させた造語で、多くの海外メディアがこの呼称を使用している。

 仏メディア「フランス24」は羽生を「アイス・プリンス(氷の王子様)」と表現した上で「彼の熱狂的なFanyu<Tポーターが世界中で見守っている」、台湾紙「台北タイムズ」は「彼はFanyu<Tポーターたちに見守られ、スターパワーを発揮する」と記している。

 今大会も偉業達成へ、羽生とファンが一体となって挑戦する。

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