「アベック」はいつ「カップル」になった? 朝ドラ登場で話題...識者に聞いた「言葉の変遷」 [愛の戦士★]
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J-CASTニュース 1/16(日) 11:00
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」をきっかけに、「アベック」という単語が話題になっている。
広辞苑(第七版)によると、アベックは「男女、特に恋人同士の二人づれ」。この言葉が劇中で使われたことで、視聴者から「懐かしい」といった声が相次いだのだ。なかには、「アベックって言葉、いつからカップルに変わったんだろ?」との声もあった。
そこでJ-CASTニュースは、アベックという言葉の変遷などについて、「三省堂国語辞典」の編集委員として知られる日本語学者の飯間浩明氏に話を聞いた。
■「お兄ちゃんとお姉ちゃん、アベックなん?」
アベックに注目が集まったきっかけは、2022年1月12日の放送だ。この回は1960年代が舞台。その中盤で、主演の深津絵里さん(49)演じる雉真るいは公園で子供たちと野球に興じていた。
そこに現れたオダギリジョーさん(45)演じる大月錠一郎がるいに歩み寄ると、子供たちからは
「なあなあ、お兄ちゃんとお姉ちゃん、アベックなん?」
との問いかけがあった。これに対し、るいは「違うよ! お友達!」と否定するも、子供たちは2人を「アーベック! アーベック!」とはやし立てたのだった。
これを見た視聴者からは「アベックという言葉を聞いて"懐かしい"と思った私はどっぷり昭和生まれの人です、ハイ(笑)」といった声が続々。他にも、「アベックって言葉、いつからカップルに変わったんだろ?」と、「アベック」という単語が「カップル」に置き換わっていることに気付いたとする声も上がっている。
確かに、以前は「名古屋アベック殺人事件」(1988年・昭和63年発生)といった、事件名にすら使われるほど一般的だった「アベック」も、今ではほとんど目や耳にしなくなった印象だ。ネット上でも、すっかり死語という扱いである。
三省堂国語辞典では「古い言葉」と紹介
アベックという言葉について飯間氏は、視聴者の反応の通り、現在はほとんど使われなくなっており、「カップル」に取って代わられた言葉だと説明した。
「『アベック』はフランス語の『avec』(「一緒に」の意味)という単語が語源ですが、現在ではほとんど使われなくなりました。『三省堂国語辞典』第8版の「アベック」の項目では「2〔古風〕男女のふたりづれ。カップル」と、古風な言葉としています。「アベック」は戦前から戦後にかけてよく使われましたが、1990年代にはかなり古く感じられ、『カップル』が主流になりました。ちなみに、『カップル』も戦前から使われてはいました」
また、その置き換わった時期について飯間氏は、
「先程の説明と重なりますが、非常にざっくり言って1980〜90年代といったところでしょう。出久根達郎の短編『紐』(1997年)には『アベックさ。古い? カップルと今は言うのかい』というくだりがあるほか、2010年には朝日新聞が、『アベックはもういない?』とのタイトルで記事を発表しています。同記事では『アベック』について、『1990年代からは徐々に姿を見せなくなる』と解説しています」
また、ドラマの放送を受け、ツイッター上では
「ナウなヤングのアベックが#カムカム」「ほな、君ら、アベックなん? 10周まわって逆にナウいな、、#カムカムエヴリバディ」
といった、やはり、死語と思しき単語を交えたツイートも見られた。そこで、編集部はこのような例についても飯間氏に聞いてみた。
「『アベック』と『ナウ(い)』は、盛んに使われた時代が違います。『ナウな感覚』は1970年代からの用法、特に『ナウい』は79年から80年代にかけてよく使われた言葉です。70〜80年代にも「アベック」は生き残っていたので、『ナウいアベック』と言えなかったわけではありませんが、やはり、『アベック』は70年代以前の感じのする言葉です」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3de082981108b3449c6412759a0b56288a91a42
深津絵里さん(写真:AP/アフロ)
https://i.imgur.com/jlZTpj2.jpg 郷ひろみと松田聖子はアベックで
近藤真彦と中森明菜はカップルだったんじゃないかな。 >>312
ソープランドって新名称 凄い速さで定着したな 俺が小学生の頃にシングルCDが出て
A面B面からカップリングウィズって表示に変わった カップルが一般認識されたのは翔んだカップル(漫画1978年〜、映画1980年)だけど、定着は90年代かな
1988年に名古屋アベック殺人事件って呼ばれる猟奇殺人事件が起きてる
毎日新聞が過去の記事から移り変わりを調べたものでは90年から94年ぐらいまでが混在時期だったようなのでこのあたりが切り替わり期だと思われる >>339
戦前の京阪が作った線路も阪急に奪われたんだってね
お人好し体制なのか モービル
モバイル
マルチメディア
モータイミディア >>356
正確には和製フランス語
アベック(avec)はフランス語の接続詞で「〜と一緒」という意味で英語のwithと同じ言葉になり、それ単独で名詞のようには使わない
英語のカップル(couple)と同じフランス語はクプル(couple)
ル・クプルって昔居たアーティストはカップルのフランス語読みをユニット名にしていたもの、英語で言うならThe Couple >>339
ついでに鉄ネタ
戦前の寝台列車には、一時期二人寝室があったけど風紀が乱れたということですぐになくなったそうだ。
あと、海外旅行が一般化する前の新婚旅行先は、寝台列車で宮崎の海岸が多かったらしい。
それらを総合すると、昔の初夜は別々の部屋で一夜を明かしたことになるんだな。 開放式寝台車でおっぱじめるんだよ
なにか聞こえたりカーテンの間から足出たりしてもスルーするのが昭和の旅行マナー >>68
「ざっくり」を「大雑把」の意味で使うようになったのはいつから?昔はこんな用法なかったよな フランス語が元ならかっこいいはずなのに
なぜかダサさがただようアベックという言葉 バブル時代って全てがダサいよな
単語やタレントやファッションとか
その前後は味や洒落があるのに >>43
いや1988年ぐらいだと混在してた
アベックは文章では見るけど、話し言葉で使うのは年寄りが多くて若い人は使わなかったな >>2
アベックは男女関係なく二つのペアを指す
対してカップルは男女のペアのみを指す
だからアベック優勝とは言うが、カップル優勝とは言わない
アベック、カップルは今昔の言葉の差ではなく、
明確に意味が違うものだが、意外に知らない人が多い >>378
国体で天皇杯と皇后杯とったら
「カップル優勝」でいいの? 男女だし アベック→カップル→ツーショット→(廃れる)→カップル(復活安定) 日本語に無い言葉とか置き換えのない言葉なら仕方がないけど
置き換えできるのに何でもかんでもカタカナにするのが鬱陶しいし
いちいちカタカナ使うやつも鬱陶しい
「ビジネス・アズ・ユージュアル」 は?通常営業とか通常業務でいいだろ
「オーバーシュート」 え?感染爆発でいいだろ >>382
アウトブレイク
パンデミック
バイオハザード
オーバーシュート
類義語大杉
ロックダウンは日本は出来ないから代替は無かった
見える化
おうち時間
の知恵遅れぶりに腹立つ >>384
今の日本はとかく漢字を忌避する傾向にあるから外来語をカタカナ
そのままで輸入するか幼稚なひらがな語にするかになりがち >>1
知らんけどフランス(語)がおしゃれのトレンド(本当のファッションの意味ではない)な時代があったとか
それらがアメリカ系に変わっていったなどというのはあるのかな? たぶん70年代の朝日放送のテレビ番組「プロポーズ大作戦」の中のコーナーの
「フィーリングカップル5vs5」から「カップル」が浸透したと思う >>386
アメリカがトレンドの先端に立ったのは、70年代中盤のウエストコーストブームあたりからじゃないかなあ
それ前はフランスがお洒落扱いだったような >>388
>フィーリングカップル5vs5
これか
1975年 フィーリングカップル5vs5
1978年 翔んだカップル (漫画)
1980年 翔んだカップル (映画 テレビドラマ) >>393
夜遅い時間帯のプロポーズ大作戦のフィーリングカップル5vs5
日曜のまんま昼にやってたラブアタック!
この2つでガンガンにカップルが使われ茶の間から各家庭に浸透
翔んだカップルの頃は、完全にカップルが普及してたからタイトルがそうなった感じ
TVバラエティからの普及だから若い世代はカップル、年配者はアベックを使ってたなw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています