今オフに楽天を戦力外となった牧田和久投手(37)が、29日に放送されたTBS系「プロ野球戦力外通告2021」に出演した。

 牧田は10月に楽天から戦力外通告を受けるも「受けないっていう風に決めてました。あくまでもトライアウトが自分の最後の場所だと思ってないので。自分のやってきたものの自信もあるので」と、12球団合同トライアウトは受験しないことを決断。トレーニングに励みながら、オファーを待つこととなった。

 番組内ではトレーニングの様子と、トライアウト終了以降にオファーの電話を待つ牧田とその家族の様子に密着。すると、仙台から東京への引っ越し準備をしていた牧田のもとに、1本の電話が入った。

 妻が見守る中、笑顔で電話に応対していたこともあり、現場の期待感は高まったが、電話を終えた牧田は「期待しないでくださいね」となぜか苦笑い…。なんと、その電話の内容は、翌日に引っ越しの為に洗濯機の取り外しを行う業者からの電話だったのだ。

 まさかの展開にネット上のファンも「オファー来たかな? と思ったらまさかの洗濯機取り外しの連絡」「テレビ的にはナイスリアクション」と肩を落としたが、結果を映すまでにCMを挟んでいたこともあり、一部のファンからは「番組構成的に許すまじ…」「は? 散々煽ってこれ?」、「ディレクターありえないっす」と怒りの声も湧いていた。

 結局、期日までにオファーは来なかった牧田。「今となっては トライアウト出といても良かったかなと思います。結果論言ってもしょうがないですが…」と声のトーンは落ちたが「キャンプで呼ばれる可能性もあるし、開幕前てこともあるだろうし。本当に待てるとしたら開幕まで」と、来季の開幕まで粘り続けることを明かしていた。
東京スポーツ

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