[ 2021年12月26日 21:00 ]

 俳優の吉沢亮(27)が主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)は26日、最終回「青春はつづく」が放送された。1931年に中国が長雨の影響で大水害となったことを受けて、渋沢栄一(吉沢)が国民から募金を募るためのラジオ演説の場面では、ネットで「もうダメ…涙で画面見えない…」「渋沢栄一からのメッセージが涙…涙」と感動の声が上がった。

 当時91歳で中華民国水災同情会会長を務めていた栄一。31年、中国が長雨の影響により大水害となり、同副会長の児玉謙次(平川和宏)が栄一に「募金活動に力を入れているのですが、今一つその気運は盛り上がっておりません」と伝えた。国民に募金の協力を仰ぐため、栄一はラジオを通じて募金を呼びかける事となった。

 自宅からラジオ演説を行った栄一は、自身の思いを包み隠さず語りかけた。その中で母親・ゑい(和久井映見)の言葉「みんながうれしいのが一番なんだで」と発する場面もあった。

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